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20615【福田まちづくり調整担当部長】 まず高圧噴射攪拌工法なのですけれども、基本的にはそもそも地盤補修のオープンハウス時の説明会資料に、3種類の工法が選択肢と挙がっておりまして、それ以外に薬液注入工法、あと機械攪拌工法というふうな一応選択肢を事業者が提示した中で、そのときの資料にも書いてありますとおり、周辺生活環境への影響が小さい高圧噴射攪拌工法を基本に進めるという形で選択されてございます。
この資料によりますと、機械攪拌工法は直接地盤を攪拌するので振動が強い。あと薬液注入工法につきましては、圧力をかけずに浸透圧でやる関係から施工範囲が限られるので長期化するというふうなことから、多分高圧噴射攪拌工法を選択されたのかなというふうに捉えているところでございます。
また、空気が出てしまうかどうかというのは、メカニズム上と、あと、この公表資料からいくと地層上の空気を通しやすい武蔵野礫層があったからというふうな形になっているので、基本的にはその地質、地質で出たり出なかったりという形はあるのかなと思うのですけれども、現在調布で行われている地盤はそんなに変化はないと思いますので、この資料の中の2の4ページにも書かれているとおり、今後も空気が漏出する可能性はあるというふうに事業者自体も言っていますので、市のほうとしますと、地盤補修現場に関する工法なので、シールド本線掘進とはちょっと種類が違うとは思っておりますけれども、沿道住民のことを考えますと、基本的にはそういうものがなるたけ起こらないような、例えば圧力の調整だとか。
圧力を多分下げると、4メートルの造成体が造れなくなる。この説明資料にも少し出ているかとは思うのですけれども、4メートルでちょうど圧力がなくなるぐらいの圧力でかけているみたいな説明もちょっと聞いたことがありますので、ちょっとその辺のところの調整がどうなるかというふうなことかなとは思っております。
また、あと川以外の場所での発生というふうなことはなかなか目に見えないところではございますけれども、基本的には1月24日公表資料の4の4ページの後ろのほうに書いてございますとおり、監視員の配置ですとか、酸素濃度の計測、地表面等のモニタリング、個別の対応というふうな形で、かなりこの工法を実施するに当たっての体制を改めてございますので、これらのことを活用しながら、なるたけそういうことが起こらないような形で事業者が進めていくものと認識しているところでございます。